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関係機関と役割

仙台保護観察所からのメッセージはこちら

関係機関と役割について

⽇本財団の助成により、法務省保護局の協力の下、更生保護関係団体だけでなく、地域の様々な機関、宮城県就労⽀援事業者機構、職親プロジェクト宮城⽀部、仙台保護観察所を始めとする県内の関係各機関等と連携ネットワークを構築し、個別の就職活動及び職場定着の支援に加えて、主に、協力雇用主の許で就労する者を集めて計画的な教育活動のほか、適切な余暇や趣味などにつながる体験活動等を実施する居場所作りを行い、職場定着支援の一層の充実を図ります。



連携事業参加企業増加に向けた取り組み
a.地域連携事業及び職親プロジェクトの活動周知(支部業務)
⇒専用Webサイトによる広報の促進と、職親企業をアピールすることによる企業の参加意欲の拡大。
b.地域連携事業及び職親プロジェクト参加企業の誘致(支部業務)
連携事業参加企業支援
a.採用及び雇用継続に係る実務支援(支部業務)
b.出所者等の雇用に係る包括的相談窓口設置(連携・支部業務)

採用者(出所者・出院者)に対する支援
a.採用者の就労及び社会生活等に係る相談窓口の設置(連携・支部業務)
b.採用者を対象とした教育及び体験活動等の企画及び実施(連携業務)⇒年間12回の居場所、講座の展開
c.bの実施に際して必要な関係機関等との連絡調整等(連携業務)

行政機関並びに更生保護及びその他民間団体等との連携構築
a.矯正施設及び保護観察所等との連携体制の構築(支部業務)
b.更生保護関係者及びその他民間団体等との連携体制の構築(連携・支部業務)
c.連携事業関係者等による連絡協議を目的とした会議の実施(支部業務)→年間4回のネットワーク会議を開催

仙台保護観察所からのメッセージ 次長 綿引久一郎様

「リ・トライ」は、犯罪や非行からの再出発のために仕事に就こうとしている人や、仕事を続けていこうとしている人を、色々な機関や団体が協力して応援する取組です。

一言で「犯罪や非行」と言っても、事件の内容やその背景は様々だと思います。また、現在、どんな生活を送っているのかも様々でしょう。ただ、再出発する中で、「仕事に就きたいけど、初めてなので、どうしたら良いか分からない」「以前の職場で人間関係に苦労した。新しい職場で、また同じことが起こると嫌だ」「今の生活は順調だから、仕事を長続きさせたい」などなど・・・仕事に関しての不安や希望など、色々な思いや気持ちを抱いているのではないでしょうか?もしかしたら、犯罪や非行をしたことで、不安な思いが強まっている人もいるかもしれません。
「リ・トライ」では、そんな思いや気持ちを持った人達に対して、仕事に就く上で、また、仕事を続けていくために大切なことを、みんなと一緒にグループワークで学ぶ場所を設けたり、面接で相談に乗ったりしてくれたりします。

また、保護観察所が実施している「保護観察」は、強制的に受けなければならないもので、色々な約束事があります。しかし、「リ・トライ」は、強制的なものではありません。「参加してみたい」「何かを学びたい」という、みなさんの思いが出発点であり、もっとも大切なものだと考えています。
現在、保護観察を受けている人、以前に受けたことがある人、以前に刑務所や少年院に入った人などなど、何らかの犯罪や非行をしてしまったことがある人で、「リ・トライ」に興味を持ったなら、是非、参加してみませんか。
「リ・トライ」で何かを得て、これからの生活が少しでも良いものになり、再び事件を起こすことがない人生を過ごされることを願っています。

認定NPO法人Switch(スイッチ)
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